わたしはわたしだ胸を張れ!
隣の芝生は青い。
自分の良いところにはなかなか自分では気付けない。
私は大学3年生位まで、周りと自分を比べては劣等感を感じて自分を卑下しまくる生活を送っていました。
みんなみたいにフツーになりたい。と思っていました。
(今は“みんな”って誰よ?“フツー”って何よ?って思えるようになった。)
自分に自信が本当に無かったんですね。
これといって特に何もできるわけじゃないし、秀でた何かもない。
毎日まあ〜辛かった。(特に高校時代は暗黒期で、心が身体の成長に追いつけない感じでした。毎日クソつまんなかった。)
でも、このクソつまんなかった毎日が少しずつ変わる出来事がありました。
それは、大学生の時のスーパーのレジのアルバイトでの出来事です。
アルバイトを始めた当初は、お客さんの目すら自信が無いので怖くて見られないくらいでしたが、だんだん笑顔も出せるようになっていきました。(慣れってすごい!)
そして、アルバイトも3年経ったある日、掃除を頼まれたのでお客様の声が貼ってあるコーナーを掃除しながら何気無く見たのです。
そこには
《きのこさんは本当にいつも感じが良くてすばらしいですね。
仕事も早いし、笑顔も素敵です。
感じが良い人のレジについつい並びたくなります。頑張ってください。ファンが多勢います。》
と書いてあるではないですか!
泣きました。こんな素晴らしい言葉を書いてもらえるなんて。あー、辛いことも沢山あったけど、アルバイト続けて良かったなあと心から思いました。
そして、私にもできる事はあったんだ!と自信がつきました。
それから、社会人になり、そこでも結構過酷な環境が待っていました。
入社半年で素晴らしい上司の元から異動して自分がベテランパートさんの上司になったり、パートさん同士のイザコザに巻き込まれたり…。
でも、どうせならみんなで気持ちよく仕事をして帰りたい。どうしたらみんなが気持ちよく働けるのか自分なりに一生懸命考えて、一生懸命仕事をこなしたら、味方についてくれる人は絶対にいることを知れました。これがとても大きい学び。
自分がまた異動する時、泣いてくれるパートさんがいたり、部の雰囲気があなたがきてから本当に良くなったって言ってもらえたりして、あ〜また自分のやってきた事は無駄じゃなかったな。と思えて嬉しかったです。
これらの経験は私の誇りになっています。
まとまらないけど、人生において無駄な事はないって事ですね。
日々成長している。
人と比べがちだけど、自分にもいいところはある!ってことですね。
これを知ってるのと知らないのじゃ雲泥の差です。知れて、経験できて良かった。